Thursday, December 27, 2007

リンク名変更

お気づきの方、いらっしゃるでしょうか?このブログのURLがかわりました。経緯はというと。
クリスマスにミネソタの彼の実家で家族団欒。彼のお父さんが私のブログを見てみたいというので、”リンクはlittlemiko..."と私が言いかけると、リンクの最後”blogspot.com"を言い終えるのを待たずに”littlemiko.com"と打ったのです。そこで画面に映り出てきたのは、裸のアジア系ギャルたち。そうです、ポルノサイトでした。こんな如何わしいサイトに間違われちゃ困るということで、"littlemiko"にお別れをすることと相成りました。残念!

ちなみにそのサイトは、www.littlemiko.comです。

Thursday, December 20, 2007

健康な眠りへ

陶芸教室のお友達で、ホリスティックヘルスカウンセラーのお友達が、この冬のホリデーシーズン中ニュースレターを送ってくれます。内容はどれも健康な精神と生活に関わる内容。今回は眠りについて。寝付きを良くするには、カモミールやラベンダーのお茶を飲んだり、寝る1時間前からテレビ等の刺激的なものから離れたりすることが大切。その他に、冷たすぎるくらいの水で足風呂が良いらしい。更には暖かいお湯と水に交代に足を浸す。実は便秘など、眠り以外のことにも効くそうです。

もっと知りたい方は、www.stiggly.comまで。英語ですが。

突撃みーこの晩ご飯4


冬はやっぱり鍋とか食べたくなります。ついでに大根おろしが無性に食べたくなります。ということで、今夜は大根おろし料理。何でも高い日本スーパーからなるべく安めの食材を見つけてみました。牛蒡、豚バラ、そして大根。そばにしてみようかとも思ったけど、ちょこっとのこったご飯一膳があったので、皿料理に変更。

"笹掻きと豚バラの卵とじー大根おろしのせ"

- 豚バラ
- 牛蒡の笹掻き
- 生薑
- タカの爪(好みで)
- 卵
- 大根おろし(軽くしぼって水分を除く)
- 梅干し(あれば)
- 醤油、酒、みりん、砂糖もしくはそばつゆ

1. たれを鍋で煮立たせ豚肉と生薑、鷹の爪を煮る。豚がほぐれて火が通り始めたら笹掻きを覆う様に載れて蓋する。
2. 全体が煮えたら溶き卵でとじる。
3. 器に入れ、大根おろしと梅干しの肉を載せる。

豚と梅は相性が良く、大根おろしともあってさっぱりします。

Monday, December 17, 2007

みーこが雑誌に!

少しまえ、会社を代表して日本でのイベントに行った。本来は上司の通訳だけど、彼の急なキャンセルで私がワークショップを司会進行、そして会社代表としてプレゼンすることに。大役。とわいえ、知っている人の多い日本。上司の面倒も見なくていいからと、あまり緊張感もなく。プレゼンも、的は得ながらサクッと制作。もっと参加者を期待していたものの、業界のゲストスピーカーのおかげでイベントは大成功。そして昨日アメリカのオフィスに雑誌のコピーが。げげげー!私が話している写真が雑誌の裏表紙にしっかり載っている!しかも私のプレゼン内容がしっかりリポートされて、“xx氏は言う。。。” が何度も続出。あっちゃー。そんなに責任持って話してなかったのに。このことで問題が生じなければいいが。その前に辞めるか。

Tuesday, October 30, 2007

紅葉見物

さすが日本の紅葉とは比べ物にならないけど、秋のドライブはいいものです。マンハッタンから1時間ちょっとの距離なのに、まるで別世界。ラッキーなことに、ドイツフェスティバルの最終日に遭遇。ワインとビール、そしてジャーマンソーセージのホットドッグ。寒いからだがちょっと暖まったかな。
ちょっとハイキングすると、小河が見えていて、苔のような地面はカーペットみたいにふわふわ。さらに進むと、滝が。人口のだけど、何ともいい景色。この鉄狸は実はグリル。後ろに穴があいてる。楽しい一日でした。

ウェーブヒル2


夏に行って気に入ったウェーブヒル庭園を再訪問。夏とは全く違った植物がみれてまた満足。これでまた水彩画の参考になる写真が増えた。

韓国パレード


友達と韓国料理を食べようと待ち合わせしたら、なんと韓国街でのパレードに遭遇。昔の韓国宮廷のようなコスチュームに身を包んだ人たちのパレードはかなり大規模。ニューヨークならではなのが、中に黒人や白人が混ざっているところ。日本もこのくらいのパレードできたらいいのにな。。。

突撃みーこの晩ご飯3

今夜もダーリンが留守なので、私の好きなものを食べれます。今夜はとろろ昆布とネギだけだけど、大根おろしたっぷりのシンプルかけそば。それからカボチャの煮付け。カボチャは意外と手頃に入手できて、特にヒスパニック系のスーパーでよく見かけます。やっぱりさっぱりがいいね。

Monday, October 29, 2007

舞踏 in NY

だいぶ昔に山海塾のショーをみて、舞踏は気味悪いと思っていたけど、さすがニューヨークの生活でアートへの相対的な理解や興味が強くなったようで、今一度挑戦してみたくなりました。ちょうどジャパンソサエティーで舞踏特集が。今年は舞踏発起者の大野一雄101歳記念と合わせた催し。残念ながら、大野氏の息子の部は売り切れ。あまりなじみの無い笠井叡さんのショーに。彼は大野氏のもと舞踏を学び、64歳の現在も現役。このショーはアメリカならではの舞踏を創ろうということで、その意図がしっかり感じ取れました。驚いたことに、出てきたのは女性ダンサー。男性が多い舞踏界なので、ちょっと拍子抜け。でもこれが、マッチョマッチョ。腕や肩なんて筋肉すっごい。基本的に体脂肪ゼロ。カラフルなスカートを衣装にしていて、この辺もアメリカを意識してるみたい。なれてくると、女性なのにパワフルで、でも女性的なコスチュームが力強さと交わって何とも言えない良さに変わってくるのです。とにかく釘付け。だいたいあんなにたくさんの動きを6人それぞれにあてるなんて、どれだけ時間がかかるのだろう?しかもバレーやモダンダンスのようなリズム的な物が無い。どうやって覚えるんだろう???プログラムに書いてなかったけど、笠井さんがセットのバスタブから白い布にくるまれて登場。64であの身体。脱帽です。

アップルサイダーの季節よん。

ニューヨークも寒さが到来。出勤前に農家市場でアップルサイダーを買いました。冬にはポピュラーで、スタバなどでも売っているアップルサイダーは、簡単に言うとあったかいリンゴジュース。でもこれが温まるんだ。市場ではリンゴ農園が作ったのだから、リンゴの実がしっかり入っていて、ほどよく酸っぱい。ナツメグやシナモンを入れても美味しいです。憂鬱な月朝もいい気分でスタート!

Wednesday, October 24, 2007

アダム氏とマダム

気が強いらしいけど、やっぱりきれいなキャサリン・ヘップバーンと渋くてユーモアの溢れるスペンサー・トレーシーのクラシックコメディー。法律家同士の中年カップルが殺人未遂事件を担当することに。しかもスペンサーが被害者の旦那側、キャサリンは3人の子供と家族を守るため、ひどい旦那を浮気現場で撃った主婦の弁護に。彼女の行動が社会的正当防衛であり、女性に対する平等がことの本質であるとするキャサリンは、法廷でもその本領発揮。ところがこの熱意が彼女自身の夫婦生活に溝をつくってしまう。冴えるキャサリンに負けず、スペンサーも男女平等のルールに乗っ取って反撃。社会的なトピックを面白く、賢く描いているだけでなく、キャサリンの衣装がすっごく素敵。だからクラシックはいいよね。滅多に裏切らないから。

Sunday, October 7, 2007

ダーリンの晩ご飯。

私の彼は結構頻繁に料理をします。パスタとかタイカレーが得意だけど、この夕飯はトップ3にランクするくらいおいしかった。

ホタテは表面を軽く色づけ、クリームソースの中で日を通します。ソースはクリーム、シャロット、バター、白ワイン、ニンニク。意外とあっさりしたソースに仕上がってました。そして周囲にもファンが多いビーツサラダ。ローストしたビーツを冷まし皮を剥き、5ミリ程度に薄切り。ドレッシングは粒マスタード、ディジョンマスタード、オリーブオイル、そして蜂蜜少々。ドレッシングは皿にしき、ビーツを並べ、上にローストかキャラメライズした薄切りのタマネギとブルーチーズをのせます。簡単だけどレストラン並みのメニューです。

Thursday, October 4, 2007

大学講演

昨日はロングアイランドにあるHofstra大学にいきました。40名ほどの学生を相手に、私の勤める団体の話や受賞広告作品などのプレゼンをしてきました。こういう機会も何度か体験してるので、緊張もせずその場の雰囲気に合わせて話せるようになってきました。こっちで学校などにいくと、駅からはなれていたり校内が広かったりするので、たいてい学生が迎えにきてくれるんです。この日も男子学生のミニクーパーに載せてもらって。すごく学校を楽しんでいて、みんないい子たちばかり。自分の専攻と直接関係のないクリエイティブな話でも居眠りせずにきちんと聞いてくれたのでやりやすかった。教えることを楽しんでいる良い教師陣のもとではこうした素直で良い学生が育つんだろうなーと感心。そしてこの学校、州に指定された樹木園でもあるので、季節の花や草木がきれい。こんな環境なら気分もいいね。

納豆焼そば

フィレオフィッシュが無性に食べたくて、でもファストフードに抵抗が。とりあえず日本食スーパに行き、結局UFO大盛り購入。ちょっとは身体に良いものをと思い、小粒納豆も購入。UFOは結構ソースが濃いので納豆で中和させてみた。これがなかなか。マイルドになって、納豆好きの私にはたまらない粘り。トマトパスタにも納豆が合うことは良く知っていたけど。。。唯一のミスは大盛りを買ったこと。納豆自身のボリュームと粘りでさらにお腹が一杯に。アメリカのオフィスではあまり堂々と納豆をかき回せないので、ささっとの粘りだったんだけどな。

Sunday, September 30, 2007

4マイル離れた友達のところへ自転車に乗って。。。気分も盛り上がってきたその瞬間、後ろタイアに変化が。金属音の赤信号。止まってみると、スーっという音が。パンクだ!結構肉厚のタイアだけど、なぜかパンク。こうなったら自転車ひいて戻るしかない。自転車屋やはもうしまってて、ちょっと悲し悔しい顔の私。。。でも家からすごく離れてないくらいで起きたし、スピード出しすぎて事故になったりしなくてよかった。どうせ私の重ーい自転車じゃ所詮スピードでないけど。

Saturday, September 29, 2007

水彩デザインカード

この秋は残念ながら陶芸教室はお休み。これって私にはかなりきついんです。大好きだし、他のことを忘れさせてくれるエナジー補給の場でもあるし。ということで、暇な週末は水彩画セットを使ってオリジナルのカードデザインを始めました。赤、青、黄、緑、茶の五色って、意外といろんな色彩を生み出せるんです。カードって意外と高いし、どうせならオリジナルのほうが気持ちがこもるかなと。

Thursday, September 20, 2007

秋の香り


土曜の朝、自転車で近所の公園のファーマーズマーケットに行ってみました。秋の空気がすごく気持ちい天気の良い日。特に何を買う予定も無くいったけど、ごつごつちょっと変わった形のミニカボチャが目に飛び込み買ってしまいました。二つでに2ドル。食べて美味しそうじゃないけど、家に飾ったら結構かわいい。ついでに買ったすすきのようなお花も部屋に秋の雰囲気を添えてくれてます。

Tuesday, September 11, 2007

500年の眠り

ニューヨークタムズの記事です。アルゼンチンで、500年前に宗教的目的で生きたまま埋葬された子供たちのミイラが展示されているそう。発見は8年も前だけど、科学的研究や状態保存のまま展示する準備がされ、3体のうちの1人、15歳の少女が展示に。二重ケースの中はミイラがいた山頂地中と同じ環境が機械的に保たれ、ミイラを見たい人はスイッチで電気を明るくするみたい。死体っていうことで、きもちわるくて観たくないという人のことを考慮したシステム。capacochaと呼ばれる儀式は、子供たちを儀式の地から何百キロも歩かせ、トウモロコシで出来たお酒を飲んで眠ったまま地中に埋めるというもの。そのまま凍死したんですね。汚れの無い若い身体を捧げるということらしいです。500年前の人が目の前にいるってすごく変な感じだろうな。顔も皮膚もほぼ完璧な状態で、自然の力は本当にすごいです。

Sunday, September 9, 2007

ルーズベルト大統領記念館

レンタルした車でマンハッタンから2時間くらい北にあるHudson River Valleyに行きました。ハドソン川沿いには小さな町があって、それぞれに見所がるのですが、今回のメインはアメリカ32代大統領フランクリンルーズベルトの記念館。Hyde Parkという町の境界線を越えると、道並びにルーズベルトの旗が見えます。巨大な敷地内にある記念館はすごく見応えありました。最期病院に向かう直前まで彼が使っていたオフィスがそのまま残されていたり、ミニチュアフィギアなどの小さい置物が並んだ彼のホワイトハウスの机が再現されていたり。私としてはパールハーバーや第二次大戦に関わった人物ということで、すごく興味深かった。日本人移民のキャンプを実行した大統領とはいっても、それは政治レベルでの決断。彼が死ななければ原爆は落とされていたかなど、考えることはいっぱいでしたが、一つ確実にいえることは彼がアメリカの歴史で最も信頼され影響力のあった民主系大統領ということ。2期以上こなした大統領は歴代彼一人。沢山の品や写真のなかで一番私の記憶に残ったは、有名なパールハーバー攻撃直後に読み上げたスピーチの原稿。自筆で手直しされた内容が見られます。彼は本当に言葉の力、使い方を知っていた人だと感心。最近の大統領なんて、無駄な意味のない言葉を列挙するだけで、ほとほと情けないですね。
着いたのがちょっと遅くて、邸宅内は見れませんでした。でも同じ敷地内にあるローズガーデン、つまり彼と奥さんのお墓と邸宅の外観は見られました。あんなに偉大な人がここに眠っているのかと思うと、そして何百人もの人がこのお墓を囲んだ写真をみると感慨深くなりました。

FDR LIbrary and Hometown
Hyde Park, NY
website

Saturday, September 8, 2007

本格タイ料理

マンハッタンの東、ブルックリンの北に位置するクイーンズは、各国の本格料理が食べられるエリアとして有名です。気取ったマンハッタンとかでなく、インド、タイ、中国、韓国など様々な国の移民が暮らす地域なので、本当においしいものが食べられるという訳。先日、ニューヨークで一番おいしいと言われるタイ料理屋に挑戦。Sripraphaiというお店の名はオーナーの名前から。Woodsideというエリアにあるこの店は、8時に到着した時既にたくさんの人が外で待っていました。今日は無理かもとおもっていたら、それほど待たずにテーブルが。なんとこの店、盛況につき隣のビルまで店舗を拡張。外から見えない大きな部屋と、いい感じの裏には間であるのです。

店の広さもさることながら、メニューの多さにびっくり。写真がついていても迷いました。どれも全部おいしそうで、普段見たことないものがいっぱいだから。とりあえずべたにパパイアサラダ。そして牛ひき肉のチリソースを前菜に。メインは赤カレーとタイ風麺の牛シチュー添え。サラダは完璧な具合に千切りされていて、ドレッシングもバランス絶品。もちろん辛さはしっかりしています。挽肉は私にはちょっとしょっぱかった。タイに行ったことのある彼は大満足。現地の味だといってました。カレーもこくと辛さが最高。私の麺料理はすごく面白かった。こってり辛ーいソースにそうめんのような麺をつけて食べます。ほかではまず見られない料理。ここで食べちゃうと、近所のタイ料理やでは食べられないってくらい。何度も言っていろいろ挑戦してみたいお店。大勢の方がいろいろわけられていいかも。

そうそう、クイーンズでは今USオープン真っ最中。なんとこのレストランで大杉愛選手を見ました。すごくいい人そうで、ファンクラブなのかおばちゃんグループに囲まれて。しまった腕がかっこ良かったです。

Sripraphai
64-13 39th Ave
Woodside, NY 11377
(718) 899-9599
7 train to 61st or 69th

Wednesday, September 5, 2007

リチャード セラ

大好きな彫刻家リチャードセラ。固く冷たい鉄を柔らかく暖かいものに作り出す彼の作品がモマで展示されています。特に後期の物は、巨大な鉄の壁という感じ。迷路の様に歩き、微妙に変わる角度や光の加減で生み出す空間は、まるで宇宙に浮いているような気分にさせてくれます。ほんとにシンプルだけど、どうやってこんな物デザインするのかと不思議で仕方ありません。もっと不思議なのはどうやってこんなに大きな作品を建物の中に設置したか。パーツにわけても大きいんです。今回の展示で面白かったのは彼の前期の作品。後期の物よりかなり小さめだけど、鉄を柔らかく見せるスタイルは既に適応されていて、皮のベルトに見立てたものも。近くで観ても鉄には見えないというか、感じられない柔らかさを醸し出しています。
物理と才能なのでしょうか、ほとんど接点の無い複数のいたや棒がしっかり床に立っているのが驚きでした。バランスってすごいです。

Richard Serra - Richard Serra Sculpture: Forty Years
June 3–September 10, 2007
MoMA

Tuesday, September 4, 2007

モントーク旅行

友達カップルがロングアイランドの果てにあるモントークというビーチタウンにご招待してくれました。これがこの夏唯一の旅行。週末だけだけど胸を弾ませ電車にのって。彼らが仕事の関係で泊まっているタウンハウスに同泊。海の水はさすがに冷たすぎたけど、スキンボードという水辺で遊ぶスポーツをトライ。ちょうど波が押し寄せきって戻っていくところにボードをおき、ほとんど砂の上をすべる感じ。でもこれ大人四人のうち二人が膝をぶつけて痣まみれに。子供には危ない気が。。。私は2度ちょろっと試しました。前につんのめらないようにしておしりからこけたら、コンクリート並みに固くなった砂がいたいこと。

もちろんシーフードを食べることも楽しみの一つ。毎食シーフードレストランで。最初の晩は、駅から近くの海辺のレストラン。なぜかロシア系の女性が運営しているお店が多い。ロブスターが新鮮で甘くておいしかった。牡蠣も食べました。でも一番感動したのは、グリルした白身魚のサンドイッチ。ちょうど良く油の乗ったお魚とグリルのスモーキーな香りが食感の何とも言えないパンと一緒になって抜群。これは私の粗末な表現では表せません。

文化アート系の経験というと、ジャクソンポラックのアトリエ兼家に行ったことかしら。アトリエ内は撮影禁止だったけど、とにかく小さな小屋。でも床は彼の飛び散らしたペイントがしっかりのこっていて感動もの。自宅はすごく質素で小さいのにびっくり。

突撃みーこの晩ご飯2

日本の方にお話するのもなんですが、久しぶりにこってり日本食をつくりましたの。シーバス、つまりタラみたいなものでしょうか、の切り身を煮付けにしました。ちょっと赤唐辛子を加えてショウガの線入りを添えて。わかめのみそ汁と、五穀米。甘めの煮付けだけどなんとか彼も食べてくれました。ただニューヨークではタラ系の白身魚が高い。カレイだと彼が食べるの大変だと思い奮発!でも料理屋で食べるより全然安くすんだからいいや。

ベイビーブーム

当たり前かもしれないけど、最近まわりでは結婚や出産の話題が耐えない。勿論私ごとではなく。ニューヨークがキャリアの町とはいえ、30過ぎるとのんびりしていられないのが女の身体。みんな産む産む。子供が出来ると社交生活が全く代わってしまって、シングルの友達からすれば寂しいけど、みんなそうやって家族を築いていくんだからしょうがないか。私はいつ母になるのやら。この日は友達の息子が2歳になったお祝い。まつげの長ーい、後ろ髪くるっとカールの美男子。

ウェーブヒル

ニューヨークは町が汚くて、しかも近所に大きな公園とかない地域に住む私は緑が恋しい。東京生まれだけど、ボストンで川やきれいな公園に恵まれた環境になれてしまったせいか、自然の空気が恋しくなるのです。ニューヨークといえばセントラルパークだけど、週末は観光客で込んでいるし、やはり都会の公園どまり。そこでおすすめの日帰り旅行スポット。

Wave Hillは公営のガーデンパーク。グランドセントラルからメトロノースという電車で20分。駅から徒歩分だけど、無料シャトルバスが傾斜の厳しい坂道を上っていってくれます。ハドソン川を見下ろす公園は、緑がたくさん。多肉植物やサボテンの部屋は暑いけど、観たこともないような植物が観られます。季節により違う花がみれ、ピクニックにもぴったり。カップル、家族、そして1人でぶらっといくのもおすすめ。スケッチしたり、草の上で本を読んだり。週末でもそれほど込まないし。ここで結婚もできるみたい。ちょっとあこがれます。。。

Wave Hill
www.wavehill.org

かもめ食堂

やっぱり猫が好きのメンバ−が好きな人は、まずこの映画もみてるんじゃないでしょうか?小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりの三人がそろえば面白くない訳が無い。個人の意見ではっきり言わせていただきます。で、本当に面白く気持ちのいい映画です。

舞台はフィンランドのヘルシンキ。ひょんなことから日本食堂を切り盛りすることになった三人。この三人それぞれの個性、出会い、そして素朴なセッティングのかわいらしさ。食べ物が出てくる映画はたいてい好きな私ですが、これもその一つ。個性の強い役者が引き出す面白い間。私はアメリカ人の彼と、ニューヨークのジャパンソサエティーでみたのですが、アメリカ人も大受け。日本に興味のあるアメリカ人も多かったのかもしれないけど、きっとそれに関わらず面白いんだとおもった。監督の新しい映画が出てるみたいで、そっちも
早くアメリカに来ないかな。。。

スニーカーアート

先日仕事のイベントで使ったChelsea Art Museumで、ちょっと奇妙な展示が。コロンビア出身のアーティストーが1200足のスニーカーと何万本もの紐をつかってジャングルを再現。全てプーマのスニーカーで、良く近づいてみると巧みに組立てられたスニーカーのパーツがみえる。アートを通して天然のジャングルや動物の生活をサポートしたいらしいけど、かなりむだっちゃ無駄かも。

Chelsea Art Museum
http://chelseaartmuseum.org

お手軽ワイアレス

アメリカでは最近ワイファイが大流行。家やオフィスのどこにいてもケーブル接続なしでインタ−ネットが使えるから。うちはケーブル入っているけど、彼のコンピュータに接続してあるので、私は同時使用できない。でも同じビルや近隣のアパートからでるワイアレスの電波を乱用できちゃう。できちゃってた。最近みんな尽くパスワード設定して、おこぼれに預かることもできなくて。心の広い彼は、どうせ金払んだから他の人が使ったって同じじゃん、というけど、それが同じじゃない。一つのラインを複数の人が使えば勿論そのスピードも遅くなる。セキュリティー以外にも、パスワード使用にはきちんとした理由があるということで。

Macがまた新たなスーパツールを発売。Airport Expressは充電器の大きさでたったの99ドル。簡単インストールで1−2ベッドルームは問題なくカバー。ケーブルでのインターネットに加入している人は、これ一つでワイファイ設備完了。スピードも問題ないし、プリンターやスピーカーにもコードなしで接続できる優れもの。これでまた、YouTubeの深夜鑑賞ができるわ!

Friday, August 17, 2007

肉肉肉


日本は肉と言えば焼き肉でしょうか?アメリカではハンバーガー、ステーキに続きバーベキューが欠かせない肉料理。南部がメッカだけど、都会でもその人気は強く、マンハッタンにも数軒バーベキューレストランが。最近ブルックリンのうちの近所にもあたらしいバーベキュースポットが。外にもピクニックベンチのような席があって、店内と開放的につながってるカジュアルな感じ。お皿はなく、給食のようなスチールのトレーに髪をしき、その上に肉がのせられる。いろんな種類のお肉があって、ちょこっとづつかとおもって頼んだつもりでも、いざ食べ始めるとかなりお腹にくる。燻しの香りとぎっしりしまった身が以外と重い。バーベキューはバーボンで締めくくるらしいけど、私はバーボンが苦手なので、幅広いセレクションだけどパス。帰り道はいつも、当分肉いらない、っておもいながらまた食べちゃうんだな。

お気に入りフレンチレストラン

日本からお友達が来たら、絶対につれて行きたいレストラン。日本ではない雰囲気で、食べ物も全ておいしい。しかも素材を上手く使っているところが素朴ながら独創的なメニューを生み出している。我が家の近所は美味しいお店が多いけど、実はその中の数点は同じ経営者。でもそれぞれの店が本当に上手くできていて、内装もかわいい。ここMarlow & Sonsは、表半分がグルメ食品を扱うお店で、美味しいペストリーやサンドイッチもおいてある。そのお店の真ん中にもダイニングテーブルがあって、レストランと兼用。奥は暗めのかわいいインテリアで、こじんまりしてる。料理が本当に美味しくて手間のかかる物とかもあるのに、店員やお客さんは土地柄すごくきさく。わたしはいつもオイスターで初めて、ポテトのオムレツ(これがシンプルながら本当においしい)、そしてチキンレバーのパテは欠かさない。その日のスペシャルも多く、この日はホタテのソテー。スイートコーンのピューレが絶妙で、ホタテもちょうど良く焦げている。ここで頼んで後悔したものは一つもないくらい、全体に美味しい。パニーニはすごくボリュームがあって、半分次の日のランチにもってかえることもしばしば。でも全体の量は少なめ。前菜数種類とメインを頼んでも全然いけます。

Thursday, August 9, 2007

ブロンクス動物園

オフシーズンのブロンクス動物園は人気が無い。土産物屋はしまっているし、動物たちも寒さを凌ぐために屋内に隠れている。でも雨降りでちょっと寒い日の方が、天気のいい暖かい日和良い気がする。騒いだりガラスを叩く子供たちに占領されることがないから。一番最初にお目にかかったのは小さな檻の中のラクダ。どうやら彼らはラクダ乗りようらしい。ふと倫理的自問。小さな偽ジャングルでの生活を強いられる動物が減る様に、動物園をボイコットすべきか?どうせ捕まってしまって、もう野生での適応能力を失ってしまった動物がちゃんと餌をもらえるように14ドルの入園料で支援するか?難しい。

この動物園はブロンクスのど真ん中にある。周囲のアパートの住人は窓から動物ながめられるんだろうな。動物にあまりに不健康な環境すぎて心がいたかったけど、ここまで来たんだからと割り切って動物園をたのしむことにした。カエルが相当苦手で、ここは奴らの館があるらしい。いただけない。お気に入りは、パンダと象を足したような鼻の長い動物。ほぼ不動。かなしいのか涅槃にたどりついたかんじ。

このエレパンダの反対には黒豹が二匹。真っ黒な毛に微妙なパンサー柄。ここは建物内の作りが話題で、偽ジャングルや森林はなかなか良く出来ている。

演歌でエクササイズ

本来は、英語で書いてきたブログを順番に日本語でポストしていく予定だけど、日本語だから書けることは順を問わず取り込んでゆきたいとおもいます。

最近ジムに通ってます。といっても彼氏のゲストパス。生起契約はもう少しモチベーションが出てから。。
なぜか忘れたけど、昭和歌謡曲や演歌が懐かしくなってiPodに集めました。ジャズ好きのかれが聞いたら笑うかもしれないけど、日本の歌謡曲には味や深みのあるものがあるでしょ。心に響くっていうか。現在のレパートリーはみだれ髪、氷雨、あの鐘を鳴らすのはあなた、愛燦々などなど。ジムにあわないとおもうかもしれませんが、結構集中できます。

Monday, July 30, 2007

インランド エンパイア

マホランドドライブは完全に理解できなかった。エレファントマンは幼心に怖かった。インランドエンパイアは圧倒的だった。

現実と空想が交錯する世界が描かれたインランドエンパイア。デビッドリンチの新作を観てきた。とにかく話が解りにくく、洟から解るような話でもないのだけれど。シーンのところどころは繋がっているけれど、全体的には結局迷路のまま。一つの輪が違う輪に繋がっていて、それが更にもう一つの輪に囲まれていて、結局その輪がその中の一つの輪だったみたいな。観ている人だれでも話のつながりを模索していたはず。でも考えるのを諦めちゃって、流れに任せた方が無難かも。結局答えすら存在しない訳だから。ビジュアルと演技はすごく力強い。ローレンデーンが上手かった。この映画で中心になっているハリウッドの女性たちがメッセージの一つかなと。

3時間はしんどかった。先が見えず、流れのない話だから余計に長く感じる。何時間でも続いていける話だし。力を抜いて話の導くがままに時間を過ごし3時間を制覇したあと、以外と新鮮な気分でいろんなシーンを覚えていたし、重く幻想の固まりみたいな映画に苛立つこともなかった。ハンディーカムがよりいっそう不気味で怖い雰囲気を増していた。シュールでダークな映画を楽しめた自分にも満足!