Thursday, August 9, 2007

ブロンクス動物園

オフシーズンのブロンクス動物園は人気が無い。土産物屋はしまっているし、動物たちも寒さを凌ぐために屋内に隠れている。でも雨降りでちょっと寒い日の方が、天気のいい暖かい日和良い気がする。騒いだりガラスを叩く子供たちに占領されることがないから。一番最初にお目にかかったのは小さな檻の中のラクダ。どうやら彼らはラクダ乗りようらしい。ふと倫理的自問。小さな偽ジャングルでの生活を強いられる動物が減る様に、動物園をボイコットすべきか?どうせ捕まってしまって、もう野生での適応能力を失ってしまった動物がちゃんと餌をもらえるように14ドルの入園料で支援するか?難しい。

この動物園はブロンクスのど真ん中にある。周囲のアパートの住人は窓から動物ながめられるんだろうな。動物にあまりに不健康な環境すぎて心がいたかったけど、ここまで来たんだからと割り切って動物園をたのしむことにした。カエルが相当苦手で、ここは奴らの館があるらしい。いただけない。お気に入りは、パンダと象を足したような鼻の長い動物。ほぼ不動。かなしいのか涅槃にたどりついたかんじ。

このエレパンダの反対には黒豹が二匹。真っ黒な毛に微妙なパンサー柄。ここは建物内の作りが話題で、偽ジャングルや森林はなかなか良く出来ている。

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