Wednesday, November 26, 2008

麻布すし


日系のウェディングやダイニングを手がける会社が、トライベッカにお店を出しました。一回は、Greenwich Grillという洋食。地下にはお寿司屋さん。美味しいお寿司を求めた結果、噂になっているこの麻布すしに挑戦。感想は、うまい!です。おまかせコースのよていでしたが、単品おすすめにある牡蠣を見逃す訳にはいきません。西洋でとれたものらしいですが、岩牡蠣より少し小さめ、普通の牡蠣よりずっと大きく、味は抜群!注文してよかった。小ぶりがすきな西洋人には好みが分かれるとおもいます。


お造り三種も。新鮮サーモン、まぐろ、カンパチ(いなだ)すべて美味しかったです。


白子ー!今日一でございますー。ニューヨークで、焼き白子に出会えるなんて。極寒の日に来たかいありです。旦那さんも、いやがらずに食べてました。何でも食べる彼って、本当にすばらしい!彼がたどり着いた唯一の表現:甘くない焼きマシュマロ。ちょっと価値薄く聞こえるけど、食感はそうかも。地元の人に特別に頼んで、白子をとってもらうそうです。西洋の人はまず捨てますからね。


カウンターだったので、すしは一貫ずつ出てきます。客一組一組に気を配っている若い板長との会話も楽しいので、やっぱりカウンターがおすすめ。出てくるたびに口に入れてしまったので、写真はとりそこねました。念のため、他人の料理をとっちゃいました。すしは江戸前握り。小ぶりで、すべて特性の醤油か塩で味付けされています。常連の西洋客ように、スパイしーロールも作ると聞いてびっくりしましたが、地元の人を大切にするのは解る気がします。音楽もなく静かでこじんまりとしているので、あるいみロマンティックですよ。日本人におすすめ!

予約のさいは、地下ですしを食べる事を明確に。カウンターも席数が少ないので、早めに予約。6時半くらいがおすすめです。

フォー!


寒い日には、安くて美味しい麺類がいいですね。アメリカで手頃に食べられるさっぱりヌードルといえば、ベトナムのフォー。ベトナムには20歳のときにいきましたが、今でのその感激は忘れられず。今回は、ウェブ調査の結果、中華街の東端にあるCong Lyというお店。美味しかったけど、あえてもう一度という気には。旦那さんはかなり気に入ってました。安い!それは認める。でも、閉店時間も結構早いので、のんだ後にさくっととは行きません。

築地ランチ

築地移転の話はかなりになりますが、結局早くても後10年は実行されないらしく。でも、一般庶民の私たちにとっての築地は、場内もさることながら場外市場がその見所。隠れた小道に小さなレストランが軒を並べます。ボストン時代の友達と、黒川という天ぷら屋さんでランチしました。ちーさいので、全15席ほど。最近テレビに出て話題になったらしく。有名なかき揚げ丼をいただきました。ここのかき揚げ丼は、ごろりとしたホタテや丸ごとのエビが主役。衣は垂れにつけて熱々ご飯にのってもさくさく。魚介が甘くておいしーかった。この辺はほぼカード不可だとおもいますが、雰囲気だけでも行ってみる価値あり!

ガッツリランチの後は、隠れ茶屋でティータイム。忙しい友達は、昔から優しいひとなので、仕事の時間をさいてわたしをもてなしてくれるプランを考えてくれたみたいです。ここはお茶を売る事で経営をたてているようで、300円のお茶セットで菓子つきはあっぱれですね。ばばあ連中は、5時間くらい平気でいそう。。

最期の帰国

仕事を辞めるに伴い、会社にさせてもらっていた帰国出張もこれがさいご。いつものように、一番大好きなお寿司やさん、秀にいきました。まずはお刺身で乾杯。秀さんは美味しい魚を選ぶだけでなくその美的センスも抜群。ド派手ではなく、小さめのお皿にいっぱいの美しい盛りつけをしてくれます。

季節柄、あん肝をいただきました。外せません。

ホタテの磯辺焼き。いつもより肉厚だと、母が焼きもち。年一度帰ってくる私のために、おまけしてくれたのかも。優しいんです、秀さん。

冬と言えば牡蠣。牡蠣大好き。日本の牡蠣は、西洋で食べる物より大きくて、味もしっかりしています。ちっちゃく、色や味の薄い西洋牡蠣に慣れている人には、ちょっと磯くさいかも。秀さんのオリジナルポン酢、買って帰りたくなるほどおいしいです。

最後はお寿司。お好みの物を紙切れに書いて、座敷からママさん伝えで渡します。鮮魚さながら、真ん中のエシャロットとウズラが最高。シャキシャキのエシャロットとウズラの黄身。お腹いっぱいでも必ず食べたい一品。こんな食事、半年に一度でもいいからしてみたい!

Thursday, November 6, 2008

希望


2008年11月4日は、合衆国に住む誰もにとって歴史的な日なった。有権者のアメリカ人だけでなく、私自身や、このきれいなポスターをオバマキャンペーンのプロジェクト用にデザインした友人のように、投票権を持たない外国人。皆が一心に願った。(余談:こうした才能のある友達と知り合えるのも、ニューヨークに住んでいる理由の1つ。)

この勝利はほんとうに感動的だった。でも私にとっての一番の感動は、選挙の経験それ自体。日本ではまず感じられない熱気。アメリカの政界に問題があるのは否めない。でも、国民が希望を抱いて指示した首相は何人いただろう。1ヶ月で1億5千万ドルの献金、しかも1人当りの平均額は86ドル、を実現した政治家がいるだろうか?

変化は可能であることを実証し、我々の期待どおりマッケインが負けた。とわいえ、彼の敗退スピーチは素晴らしかった。彼の支持者たちこそ、無礼で知性に欠ける反響を見せていた。スピーチは、日本人政治家の苦手分野。というか、その価値すら理解していない気がする。前回の首相選で、麻生を含む候補者名が合同出馬会見をした。誰も明確な意思表示や希望を表現できず、自身に欠け、感銘も何も感じられないものばかりだった気がする。オバマのスピーチは亡きケネディーを彷彿とさせる。これはオバマのスピーチライターの1人、Adam Frankelがケネディーのアドバイザー兼スピーチライターであった、Theodore C. Sorensenの下で学んだからだと言われている。オバマのスピーチライターは3人。どれも30歳以下の若者である。ボランティアの大半も若者。彼のキャンペーンは本当の意味で未来のためだった。一方、高齢者にも希望をもたせた。勝利宣言にあった106歳の黒人女性の話のほか、コロラドでボランティアに参加し、オバマに会える抽選に見事当選したチャールズおじいちゃんの話など、心を打つものばかり。(http://www.youtube.com/watch?v=TW-6DpC-mj8).

これからが勝負。大きな約束をしすぎという声もあり、確かに国民の彼に対する期待は大きく膨らみすぎているかもしれない。でもここからが本当の戦い。共和から民主に転向した州を中心に、オバマに投票した気持ちを忘れず、引き続き支持していってほしい。

Saturday, November 1, 2008

不細工みーこ




今年のハロウィーンは久しぶりに衣装を来て楽しもうとおもったのに、風邪で不調。でもせっかく準備した小道具があるから、帰宅後着替えて自分で写真をとってみた。外にも出ず、撮影後着替えてお布団に。キャラクターはUgly Miko (不細工みーこ)。こちらのテレビドラマのキャラクター、Ugly Bettyのつもり。