スポーツ狂アメリカン

アメリカ人男性の大半は、ビールやピザを囲みながらソファーでスポーツ観ながら大騒ぎするという人が多く、私個人は友達になりたくないタイプ。そういう男性陣の多くはDVしやすいらしい。普段はこのグループに属さない人たちも年に一度そのスポーツ狂アメリカン度を発揮する日。スーパーボール。アメリカンフットボールの最終戦。まるでオリンピック騒ぎ。レストランやバーもゲーム前から半額ドリンクなどを提供。30秒のテレビコマーシャルが300万ドルというビッグビジネス。普段はコマーシャル嫌いする民衆も、その日だけは見逃さず、翌日の広告業界はスーパーボール広告で持ち切り。この業界にいる私だけど、全く興味がない。だいたいこんなコマーシャルに良くこんなに投資するなとあきれてしまう内容ばかり。

何より許せないのが、必要以上に大きな声で叫ぶ人。普段そんなにスポーツ観ないじゃんっていう人が飛び上がりながら甲高い声で絶叫する。耳が痛い。勝手な偏見かもしれないけど、こういう男って、実は女っぽい素質をもっている気がする。アンチスーパーボール主義の人も多く、私もあえて観たくないし、人が集まるバーでは絶対に観たくない。彼もどっちでもいい派だけど、他に予定も無いということで、小さなメキシカンレストランで観戦。こんな場末のメキシカンレストランでも発狂するアメリカ人はいた。うざい。