Monday, January 21, 2008

お芝居 in NY

ニューヨークといえばアートやショーですが、先日本格的お芝居を見てきました。といっても文科系情報に乏しい私なので、彼のおすすめで。場所はニューヨークでも有名なBrooklyn Art Museum、略してBAM. ここでの公演はまずはずれがないというほど、本格的芸術舞台の宝庫。見に行ったのはかのニューヨークタイムズでも大絶賛している作品。

あらすじはちょっと不思議。50歳くらいの女性が下半身すべて地面に埋まってしまって、その状況でいかに毎日を楽しく過ごすかというもの。なぜその状況に至ったかは謎。Fiona Shawというアイリッシュなまりの女優さんがすばらしい。上半身だけを最大限につかい、限られた小道具とたまーに参加する旦那さん役の登場人物という、きわめて何もない環境のなか、観客を魅了してました。役者ってすごい!しかも後半は彼女の首まで埋もれてしまって。いくらワンダフルな日といっても、実は悲しくて、究極で、不思議で、未来的だけど現実っぽく、ユーモアのある作品。おすすめです。

会場のHarvey Theaterが非常にすてき。古い劇場を極力崩さないで立て直したので、古いシアターにいるみたい。こんな作品をこの環境で見れるのは、さすがニューヨークです。

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