Wednesday, January 23, 2008

アフター ウェディング

2006年度オスカー外国映画賞にノミネートされた映画、アフター ウェディングを見ました。話の展開が複雑なので、あえてストーリーの最後まではお話ししません。

インドで孤児院を営むデンマーク出身の男性ヤコブ。ある日デンマークのお金持ちビジネスマンから多額の寄付を受ける話を受けます。ところがビジネスマンのヨルゲンからデンマークに出向く要請を受けます。孤児たちから離れたくないヤコブですが、寄付を逃すことはできないので、一週間と決めて赴きます。少し陰のあるヨルゲンは寄付の話にほとんど時間を費やさず、ヤコブを自分の娘の結婚式に参加するよう勧めます。気の向かないヤコブが結婚式で発覚する彼自身の過去。寄付の話がただのビジネスではなく、家族、人生、命、愛情、信念、責任感、倫理などを巡るストーリーが展開します。

感激しやすい私は号泣。大切な人を守る為にどれだけ寛容になれるか。世の中には寄付やチャリティーを必要とする人々が沢山いるけど、一番自分の助けを必要としているのは自分の家族。そういったことを考えさせられました。この映画で、そして最近見た他の映画でも出てきた単語『Integrity』にはまっています。日本語ではこれという訳の当てはまらない、でもすごく意味の深い単語です。私もintegrityのある人間になれたら良いな。

1 comment:

Anonymous said...

映画館で私もこの映画を見たけれどスゴく感動して、みーこちゃんと同じく号泣してしまったよ。それにしてもストーリーテリングには感心だよね。