Wednesday, June 27, 2007

法律士との対決

私もアメリカに何億といる移民の一人。れっきとした合法移民で税金も払いキャリアのために一生懸命働いている。一銭も払わずにグリーンカードの抽選に当たる人もいるけど、私は何十万も払い合法にこの国で働けるステータスを保っている。たとえ仕事のくちがあっても、書類をそろえてアメリカ政府にビザを与えるよう説得しなくてはだめ。お金、タイミングそして運はすべて一度に手に入らない。でもわたしのような移民は、そのすべてに加えて心ない法律士と関わらなくてはいけないのだ。

私はH1-Bという労働移民ビザ。このビザを獲得するためには、スポンサーとなる雇い主が申請者になる。会社はこの外国人がアメリカ市民よりもその職にふさわしいということ、そしてそれ相当の給与を払うほどその人材が好ましいと政府に納得させなければいけない。しかも、私の職種は大学等で選考したことに通じていなければならない。2千ドルを法律士に。1千ドルを政府に費やす。そしてビザがおりても3年後には同じだけ払って同じ手続きをしなくてはいけないのだ。少なくとも私の会社がこれに同意し、費用の少しは持ってくれたというだけでも、私はラッキーかもしれない。

2006年の8月で私の3年が終わる。そして今同じビザ更新の手続きをしなくてはならない。2度目は簡単とはいえ、サスペンダーをつけたばりばりミッドタウンの法律士と関わるのは楽じゃない。移民弁護士はほとんど優しさのかけらも思いやりもないいじわる金目当て人間。

この弁護士については悪い評判も聞いていた。でも私のときは、初回にきちんと申請許可をおろしてくれたので同じ人でいくことに。先日その事務所から更新申込書の下書きが届いた。サポーティングレターという仕事や人材の詳細を記した書面には、不適切な内容や誤字が目立った。即座先方にメール。返事は予想以上に無責任だった。私のメールの趣旨を勘違いしたのか、私が彼の「間違い」に「文句をいっている」と逆切れ。でも文句をいった訳ではない。弁護士は自分の仕事で否定的なことを顧客にいわれるとすぐ切れるらしい。でもそんなにすぐ切れるなら、はじめからもっとまともな仕事しろ!と思う。矛盾100%。英語すらちょっとおかしかったのに。

アシスタントは落ち着いて間違いを訂正してくれた。それでも私の怒りはいやされず、彼の私に対する返答は不適切な表現ばかりだということをはっきりさせたかった。今度は弁護士のように、固い文章で細かい表現まで注意をして誤解であったしあんたをこき下ろすつもりなんてなかったし、そっちのサービスが十分でなかったということを伝えた。データで残るメールで自分のミスを指摘したから逆切れしたのだろう。ざまーみろ。この返信もデータとして残るさ。困難大金はたいたんだから。法律には長けていても顧客の移民には何の思いやりもないんだから。

つまらない話に聞こえましょうが、これが私や多くが経験しているのです。

No comments: