Wednesday, June 27, 2007

キューバンサンドイッチ

うちの近所にはヒスパニック系の小さなベーカリーがある。ブルックリン、ウィリアムズバーグのグランドアベニュ−とベッドフォードの角。ショーウィンドウには身体に悪そうな色の、しかも変色したケーキに裸の女の子の人形が載って飾られている。誰が来んなもの食べるんだか?と、いつも横目に見ていた。

数ヶ月前、食にうるさいかれがそこのサンドイッチを食べてみようといいだした。毎朝工事現場のおじさんや近所のヒスパニック系の人たちがコーヒーやパンを買いに列をつくる。どうやら人気はあるらしいし、常に近所の店はどこもトライしてみるのがモットーの私たちは、この店も同様のチャンスを与えることに。

店に入ると、カウンター越しには長い行列で、ケースに菓子パンやケーキがぎっしり並んでいる。次に目に入るのは、テキパキ働いているおねえさんたち。中にはカウンターより背が低くて隠れている人も。中でも注目はその値段。卵とハムのサンドイッチは2ドル25セント。コーヒーは60セント。氷代のかかるアイスコーヒーでも1ドル25セント。近所のコーヒーやよりよっぽど安い。

初来店では、ハムエッグチーズのサンドイッチとキューバンサンドイッチを注文。キューバンサンドイッチには酢漬けのハラペーニョとピクルス、レタスにトマトのトッピングを追加。店員さんは、3センチ四方の小さな紙に注文を書きとめる。キューバンサンドイッチはもともとローストポークとハム、チーズとピクルスだけ。肉の多いサンドイッチはあまり好きではなかったけど、これはかなりいけたあ。レタスと熟れてないアメリカのトマトは栄養価すら低いけど、ピックルスとマッチしてさっぱり感を与える。とくにハラペーニョの酢漬けが最高。どのキューバンサンドイッチもこれが入っていた方が良いと思う。

店が忙しく、キューバンサンドイッチはトッピングも多かったので、7分くらい待たされた。でも待つ甲斐あり!この大きなサンドイッチが3ドル50セント。近所に居たら少なくとも話題のケーキをみてみて。最近は新しいサンプルに変えたらしい。

No comments: