Tuesday, July 14, 2009

Suiren なんちゃって和食

ウィリアムズバーグのメトロポリタン通りでは、このところ立て続けに日本食レストランが2件できた。この界隈でまともに食べられる和食と言えばZenkichiくらいだけど、値段が高めなので頻繁には行けない。最近できた2件はともに値段が手頃で、期待も高まる。友達の話だと、先に開店したqooは行く価値なしとのこと。質もレベルも低いらしい。そして最近できたのがSuiren。旦那さんがたまたまチラシをもらい、オーナーもいい人だったというので、オンラインでリビューをチェックしてみると、今のところ全てプラスの投稿。ということで、日本人の友達と行ってみました。

結論:大きな改善がない限り、二度と行かない。
理由:料理が美味しくない。サービスはフレンドリーだけど、気の利かないところを感じる。日本人の店員はほぼ皆無。それ自体に問題はないけど、和食に大しての知識が浅いため、日本人の私たちには腑に落ちないところが。日本の文化が紹介されているので、日本人としては料理、サービスともにそれなりのことをしてほしいと思う。

予約をとってくれるか電話すると、5人以上のみ予約可。今夜4人でいきたいけど、席はあるか訊いてみると、全く問題ないらしい。言ってみるとガラガラ。新しいからかなあ。

席に着くと、リカーライセンスが無いとそこで言われる。近くに酒屋が無いんだから、さっき電話した時に言ってくれれば良かったのに!友達に頼んで、なんとかドリンクゲット。ワインはちっちゃなグラスに注がれ、2口ほどで無くなる。継ぎ足しをしてくれなさそうなので、もっと大きなグラスにしてもらった。混んでる訳でもないから、気を配ればすぐ気づくことなのに。ウェイトレスはこの仕事にあまり慣れてない様子。

食べたかった鳥南蛮。一番最初に注文したら、「あ、それ今日はないんです」といわれガクリ。だったら先に言ってほしいもの。ちょっとイライラしたので、他には今日無いものがあるかと聞くと、他に2点ほど挙げた。こういうところも気配りあればいいなあ。

焼き蛤
4人のグループだったので、3つの所を4つにしてくれないか頼んだけど、あっさり断られた。1つだけくれと言っている訳じゃないので、そのくらいの応用はしてくれても良いと思うのは私だけ?肝心な味だけど、蛤が生臭く、ぬるい。柚系のソースはわるくないけど、もう一息、頑張って調理してほしい。

なす田楽
これがまずいはずはと思ったが、まずい。皮の硬い中国なすで、味噌は下手に甘いだけ。あたしのほうが上手く作れる。

この時点で、この店は日本人の経営ではないこと歴然。

黒枝豆
これは唯一美味しかった。皮ごと焼いてあり、熱々。枝豆がまずかったら相当話にならないのではあるが。。。

焼レタスサラダ
これもまあまあ美味しかった。シーザードレッシングがかかっていて、表面に焦げ目のつくようにグリルされたレタス。

ラーメン
ここにもう一度来るとしたら、このラーメンのため。一風堂とかほど濃厚じゃないけど、近所で食せるラーメンの中ではまずまず。但し!鴨肉の醤油系と白みそ系の2種類。それぞれはあまり美味しくない。2つのスープをまぜて食べたら美味しかった。白みそのほうは、コクや奥深さがなく、たっぷりのバターで風味付けしてるかんじ。鴨の方がまだ単体で食べれるけど、コチラもコクがなく、表面的な味の濃さでごまかされている気がした。

デザート
ゆずクリームチーズケーキだったかな。まずくはない。でもゆずとケーキがあまりきれいにまとまってない感じ。素人の作品感100%。抹茶アイスとどら焼きは、生地が固く、せっかくのアイスが溶けまくり。お金を出して食べたくない。

むなしく、満たされないディナーでした。

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