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Thursday, September 11, 2008

Vicky Cristina Barcelona


ウッディーの新作。予告に期待してみたんだけど、何とも物足りない。Javierはかっこいいけど今一存在感がない。Scarlettはどの映画も同じ。ペネロペがこの映画の全てって感じでした。もともとあまり好意を持っていなかったけど、Volverやこの映画をみてペネロペの女優としての良さが分かってきました。顔ちっちゃー!情熱的なアーティスト役が以外とはまってました。映画館で見なくていい映画ですね。スペインの町はワインにうっとり。。。

Man on Wire


日本での公開予定は知りませんが、やったらぜひ見て下さい。私が産まれる数年前、ツインタワーが建設されてすぐ、1人のフランス人が飛んでもないことしたの知ってますか?かれの夢はツインタワーの間をワイアーで渡ること。150階くらいのビルの頂上なんて、高所恐怖症の私は想像しただけで落下してます。

ドキュメンタリーですが、彼自身とこの挑戦に携わった人たちの話が非常に感動的でおもしろかったです。

Thursday, January 24, 2008

There Will Be Blood

父の祈りをやラスト・オブ・モヒカンで有名なダニエル・デイ・ルイスの最新作。予告編を見る限り、彼がメインで出てることを売りにしてるだけかなーとも思いましたが、凄く良かったです。彼が素晴らしいのは言わずもがな。カメラワークや音声など映画として良くできていました。ストーリーは凄く大まかに言うと、油田ビジネスで成功することだけに人生を掛けてきた男の話。宗教、権力、神、忠誠心、金、家族といった問題との葛藤。デイ・ルイスの力強い演技力が圧倒的ですが、リトル・ミス・サンシャインで憂鬱なお兄ちゃん役をしたポール・ダノの牧師役も見物です。

Wednesday, January 23, 2008

アフター ウェディング

2006年度オスカー外国映画賞にノミネートされた映画、アフター ウェディングを見ました。話の展開が複雑なので、あえてストーリーの最後まではお話ししません。

インドで孤児院を営むデンマーク出身の男性ヤコブ。ある日デンマークのお金持ちビジネスマンから多額の寄付を受ける話を受けます。ところがビジネスマンのヨルゲンからデンマークに出向く要請を受けます。孤児たちから離れたくないヤコブですが、寄付を逃すことはできないので、一週間と決めて赴きます。少し陰のあるヨルゲンは寄付の話にほとんど時間を費やさず、ヤコブを自分の娘の結婚式に参加するよう勧めます。気の向かないヤコブが結婚式で発覚する彼自身の過去。寄付の話がただのビジネスではなく、家族、人生、命、愛情、信念、責任感、倫理などを巡るストーリーが展開します。

感激しやすい私は号泣。大切な人を守る為にどれだけ寛容になれるか。世の中には寄付やチャリティーを必要とする人々が沢山いるけど、一番自分の助けを必要としているのは自分の家族。そういったことを考えさせられました。この映画で、そして最近見た他の映画でも出てきた単語『Integrity』にはまっています。日本語ではこれという訳の当てはまらない、でもすごく意味の深い単語です。私もintegrityのある人間になれたら良いな。

Wednesday, October 24, 2007

アダム氏とマダム

気が強いらしいけど、やっぱりきれいなキャサリン・ヘップバーンと渋くてユーモアの溢れるスペンサー・トレーシーのクラシックコメディー。法律家同士の中年カップルが殺人未遂事件を担当することに。しかもスペンサーが被害者の旦那側、キャサリンは3人の子供と家族を守るため、ひどい旦那を浮気現場で撃った主婦の弁護に。彼女の行動が社会的正当防衛であり、女性に対する平等がことの本質であるとするキャサリンは、法廷でもその本領発揮。ところがこの熱意が彼女自身の夫婦生活に溝をつくってしまう。冴えるキャサリンに負けず、スペンサーも男女平等のルールに乗っ取って反撃。社会的なトピックを面白く、賢く描いているだけでなく、キャサリンの衣装がすっごく素敵。だからクラシックはいいよね。滅多に裏切らないから。

Tuesday, September 4, 2007

かもめ食堂

やっぱり猫が好きのメンバ−が好きな人は、まずこの映画もみてるんじゃないでしょうか?小林聡美、もたいまさこ、片桐はいりの三人がそろえば面白くない訳が無い。個人の意見ではっきり言わせていただきます。で、本当に面白く気持ちのいい映画です。

舞台はフィンランドのヘルシンキ。ひょんなことから日本食堂を切り盛りすることになった三人。この三人それぞれの個性、出会い、そして素朴なセッティングのかわいらしさ。食べ物が出てくる映画はたいてい好きな私ですが、これもその一つ。個性の強い役者が引き出す面白い間。私はアメリカ人の彼と、ニューヨークのジャパンソサエティーでみたのですが、アメリカ人も大受け。日本に興味のあるアメリカ人も多かったのかもしれないけど、きっとそれに関わらず面白いんだとおもった。監督の新しい映画が出てるみたいで、そっちも
早くアメリカに来ないかな。。。

Monday, July 30, 2007

インランド エンパイア

マホランドドライブは完全に理解できなかった。エレファントマンは幼心に怖かった。インランドエンパイアは圧倒的だった。

現実と空想が交錯する世界が描かれたインランドエンパイア。デビッドリンチの新作を観てきた。とにかく話が解りにくく、洟から解るような話でもないのだけれど。シーンのところどころは繋がっているけれど、全体的には結局迷路のまま。一つの輪が違う輪に繋がっていて、それが更にもう一つの輪に囲まれていて、結局その輪がその中の一つの輪だったみたいな。観ている人だれでも話のつながりを模索していたはず。でも考えるのを諦めちゃって、流れに任せた方が無難かも。結局答えすら存在しない訳だから。ビジュアルと演技はすごく力強い。ローレンデーンが上手かった。この映画で中心になっているハリウッドの女性たちがメッセージの一つかなと。

3時間はしんどかった。先が見えず、流れのない話だから余計に長く感じる。何時間でも続いていける話だし。力を抜いて話の導くがままに時間を過ごし3時間を制覇したあと、以外と新鮮な気分でいろんなシーンを覚えていたし、重く幻想の固まりみたいな映画に苛立つこともなかった。ハンディーカムがよりいっそう不気味で怖い雰囲気を増していた。シュールでダークな映画を楽しめた自分にも満足!

Thursday, July 26, 2007

エリング

ノルウエーより、40歳でちょっと問題のある男の人たちを描いたチャーミングで心温まる映画をご紹介します。主人公のエリングは、生まれてからずっとお母さんと二人っきりで生活していた。そのお母さんが死んでしまったことを期に、心に障害を持った彼はノルウェー政府の保護で施設に入れられる。そこでのルームメイトはクジェールブジャルネ。巨体で女性とセックスのことばかり頭にあるけど、決してむっつり系ではない。この二人はやがて自立するため、政府が与えたアパートに二人暮らしを始める。社会での自由な生活に順応してゆくクジェールに比べ、エリングは引きこもりの生活。鬱と恐怖は彼にとって生涯の敵。この映画は精神的にをして社会的に問題を抱えた男性の話だけど、暗くなく、ユーモアたっぷりの映画に仕上がっている。セリフもすごく面白い。あまり重い映画やバカバカし過ぎるコメディーのどちらも気が向かないときは、この映画をお勧めします。

Wednesday, June 27, 2007

Been Rich All My Life

いい映画を発見するのってうれしいですよね。予告記事だけで選んであんまり内容もよく知らないで。Been Rich All My Life はそんな発見映画でした。

ニューヨークタイムズの映画評論家のおすすめだったので選びました。ネットでちょっとは情報収集もしたけど。この映画は、平均年齢86歳で、戦前のハーレムでダンサーをしていた黒人おばあちゃんたちの話です。60年後、彼女たちはまたシルバーベルズというダンスグループを再開します。

足は頭まで上がらない。背中は丸まっている。ステップは昔ほどたくましくもない。でも体に染み込んだリズム間できちんとダンスできる。メンバーの独りは今でもダンスを教えている。彼女たちのダンスは1、2、3のカウントでなく、体にあるリズムで流れる。タッタッタタッタター。 若い人の方が速いステップができるだろうが、おばあちゃんたちの持つリズムはまねができないらしい。

楽しく希望に溢れる反面、この映画は悲しい現実を無視していない。彼女たちも鉄人婆−ちゃんではいられない。年はとっているし、老いるという現実と恐怖は隠せない。高齢者と若いダンススクールの学生に囲まれ、私は泣きながら笑った。 この映画はすべての女性にお薦めします。絶対何か感じ、学ぶことがあるはずですよ。